快適性につながる補聴器の機能④「風切り音抑制機能」
補聴器の技術進化とともに、補聴器の快適性の向上につながる様々な機能が登場しています。
快適性につながる補聴器の機能④「風切り音抑制機能」
快適性を向上する機能の第四弾は、屋外で補聴器を使われる方からのご相談が多い「風切り音」を抑えてくる機能をご紹介します。
風切り音とは補聴器のマイクに強い風が当たって生じる騒音のことですが、みなさんもハンドマイクに息を吹きかけるとぼーとうるさい音がするのを体験されたことあるのではないかと思います。ご相談をうける具体的なシチュエーションは、山登り、魚釣り、ゴルフ、自転車などです。屋内のエアコンの風程度では生じることありません。風切り音も雑音の一種でパターンがありますので、デジタル処理をして風切り音だけを抑えることが可能になっています。この機能も着々と進化をしていて、以前の技術では、風切り音のパターン認識精度が低く、風切り音に似た音がすると作動してしまうことが起こっていました。たとえば、車や列車でトンネルに入ったりすると風切り音機能が作動してしまって聴こえに影響がでることがありました。現在では、パターン認識の精度が向上しているだけでなく、雑音抑制のところでも触れたように、抑制がかかりすぎて、会話の聞き取りが落ちないように作動するようになっています。
屋外の風の強い状況で補聴器を使用する方は、ぜひチェックしていただきたい機能です。
あんしん補聴器では、貸出試聴を推奨していますので、ぜひ実生活でその機能を体験していただければと思っています。ご気軽にお問い合わせください。
お問い合わせは、あんしん補聴器 082-921-3305